虞敛若(ぐれんじゃく)と楚九音(そきゅういん)は、生涯を通じて争い続けたが、結局は他人のために尽くすことになってしまった。
皇帝が親政を開始したその日、彼は一人の老女官を連れ出し、彼女こそが実の母であると公言し、虞斂若と楚九音に太后の座を譲るよう要求する。
虞斂若は泣き崩れた。自らの手で育て上げた息子が、実は偽者であっただけでなく、自分の命まで狙っているとは思いもしなかったのだ。
一方、楚九音は笑った。皇帝がまさかこのような手を打ってくるとは、そして、一杯の毒酒で毒殺されることになるとは夢にも思わなかったのだ。
転生二人は皇帝の即位前に戻り、前世の確執を捨て、大乾をひっくり返すほどの騒動を巻き起こすことを決意する。
皇帝になりたい?夢を見ている場合ではない。二人は詔書を直接書き換え、彼がいかに泣き叫ぼうとも、もう許しはしない。