陳招娣(チェン・ジャオディ)の母・陸暁寧(ルー・シャオニン)は、幼い頃に誘拐され山奥に売り飛ばされたお嬢様だった。招娣が七歳の時、暁寧の実家が彼女を見つけ出し連れ戻すが、長年にわたる招娣の父からの虐待で、暁寧は重い心の病を患っていた。わずかな物音にも情緒が崩壊する彼女を前に、周囲は皆、あの男の血を引く招娣を疎んじる。招娣もまた次第に悟っていく──自分は母の世界にいてはいけない存在なのだと。
母娘は互いを想いながらも、すれ違い続ける。時は流れ、二人は長年心を縛ってきた見えない檻を解き放ち、新たな夜明けを迎える──。