千年の薬草の精霊・参参(サンサン)は、恩返しの使命を帯びて山の神から麓へ送り出され、秦家に見捨てられた「災い星」の少女に宿った。
彼女が足を踏み入れたロウ家は、総帥失踪、若帥昏睡、財政危機という三重苦に見舞われていた。
「厄を呼ぶ子」と誰もが囁く中、サンサンが作った薬草酒で若帥は目覚め、霊薬の実で四男は立ち上がり、競馬場では三男が逆転勝利を収める。
妾たちにさえ勝運をもたらすその小さな精霊は、千年の力を振るって危機を次々と救い、「災い星」からロウ家随一の寵児へと変貌を遂げる。
周囲の嘲笑をよそに、彼女はロウ家で天にも届かんばかりの深い愛情に包まれるのだった──!