エミリア・ミラーは、ミラー男爵の私生児として王立魔法学院に入学した。
だがその少女の正体は──七十年前に命を落とした“ノア帝国の聖女・ナターシャ”の転生体だった。
圧倒的な魔力と剣術の才能で頭角を現し、やがて“聖女選抜”へと推薦されるエミリア。
しかし選抜の舞台で、異母妹クララとその母による陰謀により、彼女は追い詰められていく。
その瞬間──封印されていた力が揺らぎ始める。
同時に、暴走したペンゴレフ家の王位継承者アーサーが覚醒し、事態は国家規模の混乱へと拡大していく。
そして──
エミリアの“真の正体”も、ついに覚醒する。