狼王の娘セレネは幼い頃、狩人ヴァレリウスに命を救われた
吸血鬼を討つため、ケイランとトビアスと共に狩人の技を学び、家族みたいに育った
だがヴァレリウスが人間の少女アララを連れ帰った日から、歯車が狂い出す
稚拙な罠に落ちたセレネは仲間に疑われ、孤立していく
そして吸血鬼王カインにセレネとアララが攫われた夜、彼らが選んだ救出は――アララだけだった
奇跡的に戻ったセレネを待っていたのも、心配ではなく「アララは無事か」の言葉
絶望した彼女は置き手紙を残し、狩人の営地を去る
その先で出会ったのは、竜王アウレリウス
愛され、竜国の王妃となったセレネに、過去は追いつく
三日後――狩人たちが竜国の門を叩く「理由」とは